何不自由なく体を動かすということは、当たり前ではないのかもしれません。
健康的でなにも悩みがないときには忘れがちですが、
体調を崩したときや何らかの理由で体を動かせなくなったとき、
健康でいるありがたみを感じることができます。
体を動かすたびに関節が痛むことがあると階段の上り下りが億劫になったり、
立ち上がることに恐怖心が生まれてしまうことがあります。
骨と骨の間には「軟骨」「関節板」「関節液」などが存在し、関節を構成しています。
スムーズな関節の動きをサポートするのにグルコサミンが利用されることがあります。
サプリメントなどにも利用されるグルコサミンは、
いったいどんなものなのでしょうか。
グルコサミンの構成成分について説明します。

グルコサミンとは

グルコサミンアミノ酸の一種で、
動物においては「ヒアルロン酸」「糖たんぱく質」などの成分になっています。

プロテオグリカン

そして関節内にある軟骨関節軟骨」には「プロテオグリカン」というものが存在しており、
そのプロテオグリカンの材料になっています。
軟骨のすり減りの対策軟骨の強化の補助としての働きがみられます。

グルコサミン

グルコサミンは自然界ではカニやエビなどの甲殻類の殻の部分に多く含まれているといわれます。

キチン

甲殻類由来の「キチン」を加水分解して結晶化などされて製品として販売されています。
サプリメントなどの健康食品として利用されるほか、「食品添加物」や医薬機器などにも使用されています。

年齢を重ねるとともに減少

グルコサミンは年齢を重ねるとともに減少してしまうため、積極的に摂っていきたい成分です。
しかしカニやエビを毎日たくさん食べるというのはあまり現実的ではありません。
カニやエビのほかには「納豆」「山芋」「おくら」など、
一般的にねばねばした食品に含まれている傾向があります。

グルコサミンの構成成分

「キチン」からできている?
グルコサミンの構成成分とは
関節の痛みの対策や、なめらかな動きのサポートとして利用されるグルコサミン。
このグルコサミンはどのような成分によって構成されているのでしょうか。

キチン

グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類の殻にある「キチン」に含まれています。
このキチンは水に溶けることなく、酸やアルカリに対しても抵抗力があるといわれます。
甲殻類のほかにはきのこの細胞壁昆虫の骨格部分に含まれています。
しかしグルコサミンがキチンから摂れるからといって、
カニやエビ、きのこ類をそのまま食べたからといってすべて体に吸収されるわけではありません。
これは人間がキチンを分解する酵素をもたないためといわれます。
そして現在キチンは「人口の皮膚」「化粧品」「健康食品」などさまざまな場面で利用されています。

グルコサミンの1日の摂取量は?

グルコサミンは食品から摂りにくいといいますが、
1日でどれほどの量を摂ることが理想なのでしょうか。
グルコサミンの摂取量は厚生労働省によって定められてはいませんが、
1日あたり1000㎎~1500㎎程度が適正なのではないかといわれています。
現在はグルコサミン配合のサプリメントがたくさん販売されています。
サプリメントは薬品とは違い副作用の心配は必要ありませんが、
商品ごとに記載されている摂取量を守るようにしましょう。
過剰に摂りすぎることで「胸やけ」「吐き気」などの不快症状が起こることがあります。
またサプリメントに含まれるグルコサミンは甲殻類のキチンを利用しているものが多いため、
アレルギーがある人は注意しなければいけません。
そして健康的な体を作るためにはサプリメントばかりに頼るのではなく、
正しい生活習慣を送ることが大切です。
バランスを考えた食事を心がけ、
そのうえで不足しがちな栄養素をサプリメントなどの健康食品で補うようにするのがよいでしょう。