ひざなどの関節の痛み

年を重ねると出てくる関節の悩みはいろいろあります。
なかでも「ひざなどの関節の痛み」に悩まされるひとは多いです。
趣味のスポーツを楽しんだり、
友人や家族との外出の際に体のあちこちが痛むと心身ともに負担が大きくなってしまいます。
元気に活動的な日々を送りたいと願う人は多いです。
適度な運動や良質な睡眠
、野菜やタンパク質中心の食生活は元気な体作りにとても重要です。
そして昨今は日本人の健康意識が高まり多くの健康食品が流通しています。
「なめらかな関節の動きをサポートする」としてグルコサミンなどのサプリメントが販売されています
。ほかに関節をサポートする成分として「ヒアルロン酸」も有名ですが、
この2つはいったいどんな違いがあるのでしょうか。

ヒアルロン酸とはなにか

ヒアルロン酸とはムコ多糖の一種で、「グルクロン酸」と「N‐アセチルグルコサミン」がくっついた形をしています。
水分を保持する働きがあり弾力性があります。
人間の体のいたるところに存在し、「脳」「関節軟骨」「皮膚」などでみられます。
現在は化粧水や化粧品などに利用されたり、サプリメントなどの健康食品として販売されています。
関節には「関節液」といったものが存在し、その中にヒアルロン酸が存在しています。
関節液は過度の衝撃をやわらげたり軟骨がすり減るのを防ぐ働きがあります。

ヒアルロン酸とグルコサミンの関係

グルコサミンもまたヒアルロン酸同様、
なめらかな関節の動きをサポートする働きがあります。
軟骨には「プロテオグリカン」という成分があり、
グルコサミンはそのプロテオグリカンを構成しています。
グルコサミンが「アミノ酸」の一種であるのに対してヒアルロン酸は「ムコ多糖類」の一種です。
そしてヒアルロン酸はグルコサミンによって生成をサポートされているのです。
つまりグルコサミンが不足することでそこから生成されるヒアルロン酸も不足する可能性があるということです。
グルコサミンもヒアルロン酸も年を重ねることで減少してしまう特徴があります。
そのため高齢になると関節をサポートするの応力が下がり、
骨と骨との間にある軟骨がすり減り、
体を動かすことによって関節に痛みを生じることが出てきます。

ヒアルロン酸を関節に注射?

関節の痛みへの対処として、
関節にヒアルロン酸を注入する施術があります。
加齢などによって減少してしまったヒアルロン酸を直接関節内に届けるという方法です。
主にひざや肩の関節に行われます。
短時間で行える一方で、費用が高い何度も注射を打たなければいけないというデメリットがあります。
また注射をすることによる感染症の心配もあるため、
誰にでも気軽に行えるものではないのかもしれません。

関節の痛みの対策としてできること

グルコサミンはヒアルロン酸やコンドロイチンを生成し、
関節がなめらかに動くのをサポートします。
年齢を重ねても元気で活動的に過ごすためには欠かせない栄養素です。
しかしグルコサミンは加齢によって減少してしまうので、
積極的に摂りたい栄養素です。
グルコサミンやヒアルロン酸を効率的に摂ることができるサプリメントは、
手軽に始めることがあできるのでおすすめです。
現在、サプリメントなどの健康食品は多くのメーカーから販売されているので自分に合ったものを選ぶことができます。
しかし健康食品は薬ではありません。
飲み始めてすぐに劇的な効果が出るというものではなく、
健康習慣の一環として利用するためのものです。しかし薬と違って副作用を気にする必要がなく、
長期的に利用することができます。
私たちがこれからの超高齢化社会を元気に走り抜けるためには、
適度な運動栄養バランスを意識した食事ストレスの発散良質な睡眠などの生活習慣がキーになります。
日々の積み重ねこそが私たちの未来を作っているのだと思います。