妊娠中に葉酸を摂る4つのメリット

葉酸サプリ効果

妊娠したら葉酸を摂ることをすすめられることが多いです。妊娠初期に葉酸をしっかりとることで子供の発育に良いと聞いたことがあります。だけどつわりのある妊娠初期というのは食事はもちろん、サプリメントさえも口に入れることができないほどつらい場合もあると思います。それに葉酸ってあまり聞きなれないものですが、具体的にどんなもので、摂取することによってどんなメリットがあるのでしょうか。妊娠中に良いということは普段から摂取しても体によさそうですよね。今回はその葉酸を摂るメリットについて説明したいと思います。

・そもそも葉酸とは何か

葉酸とは水溶性ビタミンの1つです。別名「ビタミンB6」「ビタミンM」などと呼ばれています。葉酸を多く含む食品としてブロッコリー、芽キャベツ、水菜、ほうれん草などの「緑黄色野菜」、「レバー」、いちごやキウイなどの「果物」が挙げられます。葉酸は時間が経つことによって酸化してしまうため新鮮な食べ物から摂取することが望ましいといわれます。葉酸が欠乏すると「貧血」「消化管障害」「免疫機能の低下」が起こり、「心臓病」や「大腸がん」のリスクも上がると報告されています。

・妊娠中に葉酸を摂ることで得られる4つのメリット

▼赤ちゃんが二分脊椎症になるリスクを下げる

妊娠初期にしっかりと葉酸を摂らせる理由として、おなかの赤ちゃんが「二分脊椎症」になるリスクが下がるというものがあります。二分脊椎症は脊髄がきちんと形成されず、欠けていたり本来の場所からズレていたりします。これは妊娠中の検診で発見されることが多く、その多くが死産してしまうといわれます。二分脊椎症になるリスクとして「遺伝」「喫煙」「葉酸の欠乏」があり、妊娠前~妊娠12週ごろまでに葉酸を十分に摂取することでその発生リスクを抑えることができます。

▼赤ちゃんが無脳症になるリスクを下げる

葉酸をしっかり摂ることで無脳症のリスクを下げることができます。無脳症も先ほどの二分脊椎症と同じく「神経管閉鎖障害」に含まれるものです。妊娠中のエコーなどの検診によって、赤ちゃんの脳がつくられていないことが発見されることが多いといわれます。日本では年間500人以上の赤ちゃんが神経管閉鎖障害を発症しているといわれますが、葉酸を摂ることで大幅にリスク回避できるといわれます。

▼つわりの症状を軽減する

つわりとは妊娠初期の4週目ごろから始まり9週ごろにピークを迎え、20週を過ぎたころにだんだんと収まることが多いといわれます。つわりは人によってかなり差があり、ほとんど辛さを感じない人もいれば数か月にもわたって入院生活を余儀なくされる人もいます。においに敏感になったり、何度も何度も吐いて脱水症状になってしまう場合もあります。水分すら摂れなくなった場合は早めに病院に行きましょう。そんな過酷なつわりですが、葉酸を摂ることである程度症状が軽減されるといわれています。医学的に証明されていませんが、葉酸の成分がつわりの原因である物質の代謝を抑えているのではないかといわれます。葉酸のサプリメントを数か月の長いつわりという旅路のお供にするのも良いかもしれません。

▼妊婦の貧血を防ぐことができる

妊娠中はとくに貧血になりやすいといわれます。鞄につけるマタニティマークのストラップは、貧血を起こして意識をなくした妊婦が、不用意に点滴や薬剤を投与されないためのものでもあるといわれます。葉酸は赤血球の働きをサポートする働きがあります。そのため妊娠中は鉄分に加えて葉酸を摂ることでよりいっそう貧血を起こしにくくまります。妊娠中の人だけでなく、日ごろから貧血に悩んでいる女性にも葉酸はおすすめです。

葉酸は女性にとってとても大切な栄養素です。赤ちゃんだけでなく自分の体の構成をサポートしてくれる葉酸の働きを理解して、バランスの良い食事からしっかりと摂るよう心がけましょう。